太陽光発電に蓄電池は必要?蓄電池のメリットとデメリット

太陽光発電に蓄電池は必要?蓄電池のメリットとデメリット

太陽光発電システムを導入する際、おそらくほとんどの方は施工業者の担当者から「蓄電池の設置はどうしますか?」と聞かれていると思います。そして”蓄電池アリ”バージョンの見積書の金額を見て「いや、いいです…。」と蓄電池の設置を辞めた方もいるかもしれません。太陽光の蓄電池、「金額が高いから」というだけで諦めて良いのでしょうか?太陽光の蓄電池のメリットとデメリットをいくつか挙げてみたいと思います。

太陽光の蓄電池を設置するメリット

太陽光発電は、太陽が出ている時間しか発電ができないため、夜間や雨や雪の日は発電ができません。つまり、昼間に発電した電気は昼間にリアルタイムで使うか、売電をするかのどちらかとなり、夜間などには使えないのです。しかし、蓄電池を導入すると、太陽光発電で発電した電気を蓄電しておくことができるため、夜間や雨天の日でも好きな時に自家発電した電気を使用することができます。

蓄電池を設置するメリットには下記のようなものが挙げられます。

電気代の節約

晴天時に発電して蓄電池に貯めた余剰電力を、夜間などにも使えるようになるため、エネルギーの自給自足が可能となります。つまり、電力の自家消費率を高めることができます。発電した電力を自分で使うことで、電力会社からの電力購入量が減り、電気代の節約につながります。

停電時の備え

災害時にライフラインの寸断が起きた場合でも、蓄電池に蓄電した電気を使用することで、生活に必要な家電などを使うことができます。ただし、平常時と同じように電気が使えるわけではなく、非常時の電力の使用は、「最大1500W(1.5kW)」という制限があります。そうとはいえ、一部の家電を使うことができるので、災害時や停電時でも暮らしやすくなります。

環境への貢献

太陽光の蓄電池を利用することで、再生可能エネルギーの活用が促進されます。これにより、化石燃料による二酸化炭素排出量の削減や地球環境への貢献が期待できます。

太陽光の蓄電池を設置するデメリット

このようなメリットがある太陽光の蓄電池ですが、デメリットもあります。

設置費用が高い

太陽光発電の蓄電池は、導入時に高い初期費用がかかる場合があります。蓄電池の容量やメーカーによって異なりますが、一般的に100万円以上かかると思っておいた方が良いでしょう。太陽光発電システム自体の導入費用に加えて、蓄電池の費用もかかるため、全体の初期費用は高額になることがあります。

メンテナンス費用がかかる

バッテリーの寿命を延ばすなら、蓄電池も太陽光パネルや他の機器と同じように、定期的なメンテナンスが必要となります。また、太陽光パネルよりも寿命が早く来るため(10年~15年程度)、いずれ買い替え費用も必要になります。

設置スペースの確保

蓄電池を置くためのスペースの確保が必要となります。屋外に設置する場合は地面のスペースを確保する必要があり、屋内設置の場合は室内スペースを確保する必要があります。設置スペースの確保が難しい場合は、蓄電池の容量や設置自体が制限されることがあります。

まとめ

太陽光の蓄電池を導入すると、電気代の節約も期待できますし、停電時にもとても役に立ちます。その反面、設置費用やメンテナンス費用、スペースの問題などもあります。
しかし、最近は電気代がどんどん上がっていますし、これからもきっと上がっていくことが予想されています。確かに初期費用はかかりますが、長い目で見れば、太陽光の蓄電池代は回収できる可能性は十分にあるので、特に電気代節約を考えている方は、蓄電池の導入を検討してみてはいかがでしょうか?